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ミドリイセキ|令和のトレインスポッティング
- ontherun060
- 2024年5月24日
- 読了時間: 2分
読者置いてけぼり。
衝動的文体。
ラップで言ったら、鬼の小名浜。
舐達麻のFLOATIN’。
卍や恵心というよりは、相模川の橋脚に残されるグラフィティのように。
衝動的で。荒削り。
丸裸の衝動。
表現せずにはいられない書き手。
書きながらドーパミンが溢れる様子が伝わってくる。
渾身の一振り。
出だしの疾走感。
さながら令和のトレインスポッティング。
レントンのようなクールな主人公は出てこない。
ベグビーみたいなヤツも出てこない。
リアルなトリップ描写。
自身の弱さに向き合う健気な主人公。
イリーガルな題材はあくまで演出。
本題は丁寧に描かれる人の心の動き。ピュアな感情。
この辺りがシンクロしてる。
「読みにくい」みたいなレビューも分かる。
「本を読む」態度だとそうなる。
大田ステファニー歓人を知りたい。
そんな動機で本作を手にとった。
理解度半分。けどリズムのままに読み進められる。
すると自然に引き込まれていく。
「読んでいる」とはちょっと違う感覚。
新しい読書体験。
あの「お花畑自身」を書いた川上未映子先生の帯もああなるわけだ。
記者会見の一説が素敵だった。
表現は時として様式を乗り越える。
何でも良いのかもしれない。








BADSAIKUSHも言ってた。
それをさらに続けて俺が思ったのは、この行為は、まぁ芸術をするという行為は全人類がした方がいいと思う。それは俺は何回も言うけど歌詞を書くこと。だけど、小説を書くとか、絵を描くとか、映画を作るとか、まぁすげー変な話、地面に絵を描くとか。もうなんでも誰でもゼロ円で誰でも簡単にできるし。
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